KIYOSHI愛用ギター機材の秘密!2026年最新動向と伝説のサウンド
90年代の日本のロックシーンを鮮烈に駆け抜け、今なお多くのギタリストから絶大なリスペクトを集めるKIYOSHI。hide with Spread Beaverの爆発的なステージングを支えたギタリストとして知られる一方、media youth、machine、MADBEAVERSなど、多岐にわたるプロジェクトで強烈な存在感を放ち続けています。
鋭利なカッティングとサスティナーを自在に操るトリッキーなサウンドメイク、そして低く構えたギターから繰り出されるダイナミックなパフォーマンスは、世代を超えてロックキッズを魅了してきました。本稿では、KIYOSHIが愛用してきた歴代ギターや機材の秘密、プレイスタイルの本質、そして2026年現在の最新活動状況に至るまで、現場の証言と詳細なデータを基に徹底解剖します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:KIYOSHIの代名詞であるフェルナンデス「MYシリーズ」は、フルモード・サスティナーとオリジナルシェイプを融合させた国産ギター史に残る名機。
- 要点2:media youthからhide with Spread Beaver、machine、MADBEAVERSへと続くキャリアの中で、激しいパフォーマンスと極めて繊細なピッキング技術を両立。
- 要点3:2026年現在もソロやアコースティック(freeman)、各種セッションで現役稼働中であり、レスポールやアコースティックを交えた円熟のサウンドを展開している。
【2026年最新】hide with Spread Beaverを支えたギタリストKIYOSHIの現在地
KIYOSHI(本名:本間清司)のギタリストとしての足跡は、日本のビジュアルロックおよびオルタナティブロックの変遷そのものです。1990年代初頭、media youthのギタリストとしてアンダーグラウンドシーンで圧倒的なカリスマ性を確立。その後、1996年にhideのソロツアーへ参加したことを契機に、hide with Spread Beaverのコアメンバーとして日本のロック史にその名を刻みました。
hideが急逝した後の1999年にはPENICILLINのHAKUEIと「machine」を結成し、デジタルビートとヘヴィロックを高次元で融合。2000年代以降もBUCK-TICKの今井寿らとの「Lucy」、JOEやChirolynらとの「MADBEAVERS」など、妥協のないバンドサウンドを追求し続けてきました。
2026年現在のKIYOSHIは、ソロ名義やアコースティックプロジェクト「freeman」をはじめ、hide関連のメモリアルイベントや盟友たちとのセッションライブを精力的に継続しています。ライブハウスの最前線に立ち続け、60代を迎えてなお衰えないエッジの効いたトーンと圧倒的なステージプレゼンスは、音楽関係者や現場のファンから「生きた伝説」として高く評価されています。

【徹底解剖】KIYOSHIの愛用ギターモデルとフェルナンデス・シグネチャーの歴史
KIYOSHIのサウンドを語る上で絶対に外せないのが、長年にわたりエンドース契約を結んでいたフェルナンデス(FERNANDES / Burny)とのパートナーシップです。特にmedia youth時代からhide with Spread Beaver期にかけてメインを張ったシグネチャーモデル「MY-115S」および「MY-95S」は、90年代のギターキッズにとって憧れの象徴でした。
MYシリーズの最大の特徴は、鋭角的なオリジナルカッタウェイボディと、12フレットに施された特徴的なシャークインレイ、そして「フルモード・サスティナー(FERNANDES SUSTAINER)」の標準搭載です。フロントピックアップ部にサスティナードライバーを配置し、通常ピッキングでは不可能な無限のロングトーンや倍音フィードバックを意図的にコントロールできる仕様になっています。
キャリア後半や近年のステージでは、MYシリーズにとどまらず、漆黒のFERNANDES STEALTHシリーズ、クラシカルなGibson Les Paul Custom / Standard、さらにヴィンテージのストラトキャスターやGibson J-45アコースティックなど、表現の幅に応じた多彩な銘機を使い分けています。
【機材比較データ】歴代メインギターとサウンド特性のスペック一覧
KIYOSHIが各時代で使用してきた代表的なギターと機材特性を、スペックデータとともに整理しました。
| モデル名 | 主要スペック・ピックアップ | 主な使用年代・代表曲 | サウンド特徴・編集部の見解 |
|---|---|---|---|
| FERNANDES MY-115S / 95S | メイプルネック / ローズ指板 / サスティナードライバー + リアハムバッカー | 1990年代中盤〜2000年代(media youth, hide with Spread Beaver) | サスティナーによる倍音制御とエッジの効いたドンシャリサウンドが完璧に融合。 |
| FERNANDES STEALTH | マホガニーボディ / EMGアクティブPU / 24フレット仕様 | 2000年代〜2010年代(machine, MADBEAVERS) | ノイズレスでタイトなローエンド。マシンガンピッキングや重低音リフに最適化。 |
| Gibson Les Paul Custom | オールマホガニー / PAF系ハムバッカー / エボニー指板 | 2010年代〜2026年現在(Lucy, ソロ, セッション) | 太く粘りのあるミッドレンジ。アンプ直結に近いダイナミクスを重視したトーン。 |
| Gibson J-45 / アコースティック | スプルーストップ / マホガニーサイド&バック | 近年(freeman, アコースティックソロ) | 力強いストロークと繊細なアルペジオが際立つ、KIYOSHIの歌心を支える名機。 |

唯一無二のプレイスタイル|激しいステージングと繊細なサスティナー制御の共存
KIYOSHIのギタリストとしての神髄は、「視覚的な攻撃性」と「職人的な正確さ」の超高度な両立にあります。ストラップを極限まで長くし、膝の高さまでギターを下げて構えるロッカー然とした立ち姿でありながら、ピッキングの入射角やミュートの精度は驚くほど精緻です。
アンプシステムは主にMarshall(JCM900 / JCM800 / DSL)をベースに構築。ハイゲインながら芯が濁らないドライブサウンドを作り出します。足元にはBOSSのオーバードライブや空間系エフェクター、Cry Babyのワウペダル、TC Electronicなどの高品位ラックマルチを組み込み、楽曲の展開に合わせてダイナミックに音像を切り替えます。
特にhide with Spread Beaverのライブ音源で聴けるような、ソロパートでのサスティナーによるピッチフィードバックの操作は圧巻です。左手のヴィブラートと右手のピッキングアタック、さらにサスティナースイッチのON/OFFをミリ秒単位で連動させることで、シンセサイザーのようでありながら生々しい感情を孕んだギターソロを生み出しています。
一般に知られていない盲点とネットの誤解|フェルナンデス倒産後の機材事情
ネット上のコミュニティや中古市場では、KIYOSHIの機材に関して幾つかの誤解が見受けられます。長年のファンや機材マニアの間で議論されるポイントを検証します。
誤解①:「MY-115Sはサスティナー専用ギターで生鳴りが悪い」
初期のサスティナー搭載ギターに対して「基板や電池が詰まっていてボディの生鳴りが犠牲になっている」という噂が散見されますが、これは事実と異なります。MY-115Sは木材選定とネックジョイントの精度が高く、リアPU単体でのソリッドな鳴りは上質なハードロックギターそのものです。
誤解②:「フェルナンデスの経営破綻により、もうMYシリーズのメンテはできない」
2024年のフェルナンデス倒産報道以降、「サスティナーの故障時に対処できないのではないか」という懸念が広がりました。しかし、主要なリペアショップでは汎用パーツを用いた回路修理や代替ドライバーへの換装技術が確立されており、現在でも専門工房で適切なメンテナンスを行えば問題なく現役使用が可能です。

【プロの結論】KIYOSHIサウンドを再現したい人・避けるべき機材選びの判断基準
KIYOSHIのような鋭利で伸びやかなロックトーンを目指すプレイヤーに向けて、編集部が推奨する機材選定のチェックポイントを提示します。
【おすすめできる人の条件】
- 倍音フィードバックを表現の一部にしたい人:サスティナー搭載機(MYシリーズの中古やBurny現行サスティナーモデル)を導入することで、KIYOSHI特有の浮遊感あるソロが再現できます。
- 低く構えてタイトなリフを刻みたい人:ネックの握りが薄めでハイフレットのアクセスが良い24フレット仕様モデルを選ぶことで、激しいライブパフォーマンス時でも安定した演奏が可能です。
- Marshall系の王道チューブサウンドが好きな人:中音域にコシがあるブリティッシュ系アンプと歪みペダルの組み合わせがベストマッチします。
【慎重になるべき人の条件】
- メンテナンスに手間をかけたくない人:サスティナー回路は006P(9V)電池の管理や定期的な配線チェックが必須となるため、完全パッシブのギターを好む方には管理負荷が高くなります。
- 極端に甘いヴィンテージ・ブルーストーンのみを求める人:KIYOSHIモデルは立ち上がりの速いモダンロック寄りのチューニングが施されているため、丸みのあるジャズトーンなどには向きません。
【kiyoshi ギター】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:KIYOSHIのシグネチャーモデル(MY-115S / MY-95S)は現在でも中古で購入できますか?
A1:デジマートや大手楽器店の中古市場、ヤフオク等で定期的に流通しています。当時の定価(約9万5千円〜11万5千円)に対し、状態良好な個体や初期日本製モデルはプレミア価格(10万〜18万円前後)で取引されるケースが増えています。
Q2:サスティナー非搭載のギターでKIYOSHIのロングトーンを再現する方法はありますか?
A2:高品位なコンプレッサーペダルやE-Bow(電磁式アタッチメント)、アンプのフィードバックコントロールを駆使することで近いニュアンスは出せます。ただし、意図したタイミングでハーモニクス(倍音)へ移行させるには、やはりサスティナー本体または専用フィードバックエフェクター(DigiTech FreqOut等)が最適です。
Q3:KIYOSHIが愛用している弦のゲージやピックの仕様は?
A3:弦は「010〜046」または「009〜046」のレギュラー/ハイブリッドゲージを使用することが多く、ピックはしっかりとしたアタック感を確保できるティアドロップ型またはオニギリ型のヘヴィ(1.0mm前後)を好んで愛用しています。
まとめ:色褪せないロックスピリットと2026年以降のギターシーンへの影響
KIYOSHIというギタリストの偉大さは、hide with Spread Beaverやmedia youthといった伝説のバンドで残した名演にとどまりません。「ギターを最もかっこよく魅せる」という美学を貫き、2026年の現在に至るまでステージ上でその生き様を証明し続けている点にあります。
フェルナンデスMYシリーズに代表される機材へのこだわりと、感情をダイレクトに叩きつけるプレイスタイルは、これからもロックギターを愛するすべてのプレイヤーにとって色褪せない教科書であり続けるはずです。 (出典: kiyoshi ギター(Yahoo!ニュース))